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ブラック企業に騙されない為のおすすめ求人サイト

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既卒者カフェという、大学等を卒業し就職活動等を継続中の若者が集まるコミュニティがあります。
少し前の話ですが、このコミュニティを運営している山口宏之さんが下記のような緊急声明を発表しました。

全国の経営者の皆様へ 若者に関する緊急声明文(全文はこちらをクリック)

経営者だけでなく、社会で働く方や就活中の若者にも一読して欲しいと思います。

ここにあるような話をすると『毎日終電なんてあたりまえだ!帰れるだけマシ!』『最近の若い奴は堪え性がない』『そもそも働く気があるのか?』などと言った声が上がります。
たしかに、“物事を深く考えない”“堪え性が無い”“働く気がない”若者が一定数いることは事実です。(まぁ、若者に限った話ではないのですが・・・)

そのうえで、“常軌を逸した企業(いわゆるブラック企業)”が一定数存在するのもまた事実です。例えば【企画・提案型トレーダー】という名称で正社員募集された輸入代行業の実態が、業務委託による個人宅への果物訪問販売であり、かつ某宗教への入信を強制する会社などもあります。さらにこの会社は職業安定所や大学のキャリアセンター、自治体の催す合同面接会などで幅広く募集しています。なぜこのような事が起こるのかは、現行の職業安定法に起因しています。

職業安定法
第五条の五  公共職業安定所及び職業紹介事業者は、求人の申込みはすべて受理しなければならない。ただし、その申込みの内容が法令違反するとき、その申込みの内容である賃金、労働時間その他の労働条件が通常の労働条件と比べて著しく不適当であると認めるとき、又は求人者が第五条の三第二項の規定による明示をしないときは、その申込みを受理しないことができる。


つまり、求人申込の書類さえ法令通りであれば、どんな求人でも受理せざるを得ないのです。そのうえ公共職業安定所(ハローワーク)は、あくまで“所”であり労働基準監督署のような“署”でないため取り締まりの権限がないのです。


さて、話を声明文に戻します。とくに今回の声明文で気になった箇所が幾つかありまして、

二ヶ月間研修があると偽りの言葉を掛けられたまま入社した

手取り足取りの長期間に渡る手厚い研修を求める傾向に是を唱えるつもりはありません。
数日(場合によっては数時間)の研修を行い、『あとは仕事しながら覚えて。分からないことは聞くか自分で調べて』といった社員教育も“あり”だと考えます。だからこそ、【偽りの言葉】という不誠実な対応よりも『うちは入ってすぐでも終電まで仕事があり、ゆっくり仕事を教えてもらおうという受動的な考えで入社はしてほしくない。そのような環境でも自ら能動的に仕事が出来る・仕事を覚える気概がある人が欲しい』とはっきり面接の際に伝えることが会社と求職者双方のメリットになるのでないでしょうか。そのような気概がある人材を育てる為、あえて最初から言わないという会社もあるかもしれませんが、【偽りの言葉】をかけて良い理由にはなりません。

当然、残業代は出ません。

企業の規模や業界、プロジェクトにより残業代を全額支給するのは難しい会社もあるかもしれません。そのうえで、残業時間の量にもよりますが、“一般的な雇用形態”で毎日終電までの残業が業務上必ず必要であれば残業代は支払うべきでしょう(空残業などはまた別問題です)。経営者と労働者、お互いが納得のうえ会社の発展の為に行う一時的なサービス残業であれば理解できます。ただ『会社を長く持続させる気はない。数年荒稼ぎしてたたむつもり。従業員はそれまでの駒』と言い切る貴金属買い取り会社の経営者もいるのです。

このような現状があるなかで、求職者(就活生)も自衛をしなければなりません。

医療などの分野では、医師が患者に対して“インフォームドコンセント(十分な説明を受けたうえでの納得・同意・選択)”を得ることが必要とされています。

求人の世界でもこれが必要ですね。

そんな中、とあるサイトの求人情報が非常に素晴らしいので紹介いたします。

生きるように働く人の仕事探し 日本仕事百科(サイトへはこちらをクリック)

従来の求人サイトであれば、業界や事業内容、職種や勤務地そして給与などから主に探していくと思いますが、こちらは“誰が・何の為に”その仕事をしているのか、仕事への“想い”に重きを置いた求人サイトになっています。一つ一つ丁寧に取材をしているであろう掲載内容は読み応えがあり、そこで働くイメージも非常に湧きやすい。その会社(場合によっては地域)でどんな人と出会えるのか、そんなところまでイメージでき、ある意味旅雑誌を読んでいるかのような感覚に陥ります。その仕事の良いところも悪いところもありのままを伝えているのではないでしょうか。

多様な働き方の発見のため、ぜひとも一度覗いてみてください。

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by mana-kaze-net | 2013-02-04 23:49 | 就活お役立ち